WHIP計算機
与四球・被安打・投球回を入力するだけで、WHIPを自動計算します。登録不要・完全無料。
※ 投球回は「6回1/3」なら 6.1、「6回2/3」なら 6.2 と入力してください(1/3・2/3表記)
WHIPの計算式
WHIP(Walks plus Hits per Inning Pitched)は、1イニングあたり平均で何人の走者を出したかを表す指標です。防御率が「失点」という結果を見るのに対し、WHIPは「走者をどれだけ出したか」という過程を見ます。防御率が良くても守備の助けで失点を免れているだけの投手は、WHIPを見ると実態が浮かび上がることがあります。
草野球・少年野球での目安
| 1.00以下 | ほぼ走者を出さないエース級。プロでも一流の水準 |
| 1.00〜1.30 | 優秀な投手。安定した試合運びができる |
| 1.30〜1.50 | 平均的な投手。試合によってムラが出やすい |
| 1.50〜1.80 | やや不安定。制球力の見直しを検討したい水準 |
| 1.80以上 | 走者を出しすぎている状態。フォーム・球種の見直しが必要 |
プロ野球では1.00前後がトップクラスとされますが、草野球・少年野球では守備力の差が大きいため、1.50以下を当面の目標にするのが現実的です。
WHIPが生まれた背景
WHIP(Walks plus Hits per Inning Pitched)は、1980年代にアメリカの野球統計研究の中で広まった指標です。防御率だけでは見えない「制球力」と「被打」を1つの数字にまとめることで、投手の安定感を素早く把握できるようにと考案されました。日本の野球中継やスポーツニュースでも近年よく使われるようになっており、防御率とセットで紹介されることが増えています。
WHIPが優れている点は、計算がシンプルで直感的に理解しやすいことです。「1イニングに平均で何人の走者を許したか」という数字は、野球を見慣れていない人にも伝わりやすく、ピンチの多さをイメージしやすいという特徴があります。
WHIPだけでは見えないもの
WHIPには弱点もあります。走者を出しても得点されなければ失点にはつながらないため、WHIPが悪くても防御率が良い投手(ピンチに強いタイプ)が存在します。逆に、走者は少なくても一発を食らいやすい投手はWHIPが良くても防御率が悪化することがあります。またWHIPは長打と単打を区別しないため、二塁打・三塁打を多く許している投手と、単打ばかりの投手が同じWHIPになることもあります。より精密に投手力を見たい場合は、被本塁打率や奪三振率など他の指標もあわせて確認するのがおすすめです。
制球力を上げるための一般的な考え方
WHIPを改善する近道は、四球を減らすことです。四球はヒットと違って相手の技術に関係なく、こちらのコントロール次第で減らせる要素だからです。ストライク先行を意識し、初球にストライクを取れる確率を上げるだけでも、四球の数は目に見えて減っていきます。草野球・少年野球のレベルでは「置きにいく」意識より「腕を振り切る」意識のほうが、結果的にストライクゾーンに集まりやすいとよく言われます。フォームの安定と反復練習が、遠回りに見えて最も確実な近道です。
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具体的な数字で見てみましょう。6回を投げて与四球1・被安打4だった場合、WHIPは「(1+4) ÷ 6 ≒ 0.83」でエース級の水準です。同じ内容でも与四球が3に増えると「(3+4) ÷ 6 ≒ 1.17」と一気に平均的な数字まで下がります。与四球はコントロール次第で減らせる要素のため、WHIPを改善する上で最初に着手すべきポイントになりやすいことがこの例からもわかります。
投球回が短い場合はWHIPも防御率と同様に振れ幅が大きくなります。1回だけ投げて与四球1・被安打2なら「(1+2) ÷ 1 = 3.00」という極端な数字になりますが、これは実力を正しく反映した数字ではなく、単発の結果です。複数試合分をまとめて計算するか、シーズン通算のWHIPで判断するほうが信頼性は高くなります。
よくある質問
与死球(デッドボール)もWHIPに含めますか?
正式なWHIPは与四球のみで計算しますが、草野球・少年野球の現場では与死球も含めて「走者を出した数」として計算する運用も一般的です。このツールでは与四球の欄に与死球を合算して入力してください。
WHIPと防御率、どちらを重視すべきですか?
両方見るのが理想です。防御率だけが良い投手は守備やたまたまの結果に助けられている可能性があり、WHIPが同時に良ければ「安定して抑えられている」投手だと判断できます。
シーズン通算のWHIPも計算できますか?
このページは1試合単位の簡易計算機です。シーズン通算で自動集計したい場合は、無料の打撃成績管理ツール「LUMBER」と合わせてご利用ください。