防御率計算機

投球回と自責点を入力するだけで、防御率(ERA)を自動計算します。登録不要・完全無料。

※ 投球回は「6回1/3」なら 6.1、「6回2/3」なら 6.2 と入力してください(1/3・2/3表記)

防御率の計算式

防御率 = 自責点 ÷ 投球回 × 9

9イニング(1試合フル)を投げたと仮定したとき、平均で何点の自責点を与えるかを表す指標です。分母の「投球回」は、1アウト=1/3回として数えます(3アウトで1回、6アウトで2回)。自分のミス以外(味方のエラー等)で生まれた失点は自責点に含めないのが基本ルールです。

草野球・少年野球での目安

1点台相手が苦しむエース級。ほぼ完璧に近い投球内容
2点台優秀な投手。安定して試合を作れるレベル
3点台好投手。チームのエースを任せられる水準
4点台平均的な投手。試合によってムラが出やすい
5点以上立て直しが必要な水準。制球・球種の見直しを検討

プロ野球では2点台前半が「優秀」とされますが、草野球・少年野球は守備力や球場条件の差が大きいため、この目安はあくまで参考値として捉えてください。

防御率という指標の成り立ち

防御率(Earned Run Average、略してERA)は、野球の投手評価指標としてもっとも古くから使われているもののひとつです。「勝ち数」だけでは、打線が強いチームの投手が有利になってしまい、投手個人の実力を正しく測れません。防御率は「自分が投げた回数あたり何点取られたか」だけを見るため、味方の援護点の多寡に左右されにくく、投手の実力に近い数字が出やすいという利点があります。

ただし弱点もあります。ひとつは守備力の影響です。同じ内容のピッチングでも、守備が上手いチームでは凡打になる打球が、守備が弱いチームではヒットになり自責点が増えることがあります。もうひとつはサンプルサイズの問題です。1試合や2試合の防御率は、リリーフで一度大量失点するだけで大きく跳ね上がります。シーズン通算である程度の投球回を重ねてはじめて、実力を反映した数字に近づきます。

防御率とWHIP、どちらを見るべきか

防御率は「結果(失点)」を見る指標です。一方で本サイトのWHIP計算機が扱う指標は「過程(走者をどれだけ出したか)」を見ます。防御率が良くても、実は毎回ピンチを背負って守備に助けられているだけ、というケースは珍しくありません。逆に、走者を出す数は少ないのに一発を食らって防御率だけ悪化する投手もいます。両方の指標をあわせて見ることで、「安定して抑えているのか」「たまたま結果が良い(悪い)だけなのか」の判断材料が増えます。

投球回の数え方でよくある間違い

投球回を「6回2球」のように、アウトカウントとボールカウントを混同して入力してしまうミスがよくあります。投球回はあくまで「取ったアウトの数」を3で割った値で、ボールやストライクのカウントとは無関係です。たとえば5回を3人で完璧に抑えて6回の先頭打者にも2球投げてアウトを取れば「6回1/3」であり、「6.2球」ではありません。草野球のスコアブックでは「回」と「球数」を並べて書くことが多いため、混同しないよう注意してください。

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計算例で確認する

具体的な数字で確認してみましょう。先発投手が6回を投げて自責点2だった場合、防御率は「2 ÷ 6 × 9 = 3.00」です。同じ2失点でも、5回1/3までしか投げられなかった場合は「2 ÷ 5.333 × 9 ≒ 3.38」とやや悪化します。逆に完投(9回)まで投げて自責点2に抑えれば「2 ÷ 9 × 9 = 2.00」まで改善します。同じ失点数でも、長いイニングを投げるほど防御率は良くなりやすいという点は覚えておくと、数字の見方に厚みが出ます。

リリーフ投手のように登板回数が短い場合は、1回の乱調が防御率全体に与える影響が非常に大きくなります。1試合だけ1回を投げて3失点すれば、その試合単体の防御率は「3 ÷ 1 × 9 = 27.00」という極端な数字になります。シーズン通算で見れば埋もれる1試合でも、直近の数試合だけを切り取ると防御率が大きく振れるのはこのためです。数試合単位の防御率で一喜一憂しすぎないことが、正しい評価につながります。

よくある質問

投球回が中途半端な場合(例: 5回2/3)はどう入力しますか?

1アウトを1/3回として小数で計算します。「5回2/3」は 5.2 と入力してください(このツールでは1/3・2/3表記に対応しています)。

自責点と失点の違いは?

失点は味方のエラーによる分も含む総失点、自責点はエラーを除いた「投手の責任」による失点のみです。防御率の計算には自責点を使います。

シーズン通算の防御率も計算できますか?

このページは1試合単位の簡易計算機です。シーズン通算で自動集計したい場合は、無料の打撃成績管理ツール「LUMBER」と合わせてご利用ください。